本当なら今日が仕事始めのはずでしたが、今年は予定より２日早く事務所にもどってきました。朝一番で湯島天神を詣で、辻々に立つおまわりさんにちょっと会釈しながら賑わう参道を外れて１本脇道に入ると、このあたりは嘘みたいにいつもどおりのんびり静か。

「いつもどおり」が全然あたりまえではないってことをあらためて痛切に思い知らされ、あれこれと思いを巡らせることの多いこの年のはじめです。

　ともあれ私は私に出来る僅かなことを倦まず弛まずただただ丁寧にやっていこうと、そういうあたりまえの思いをしみじみとかみしめながら、きのうも今日も目の前の史料をコツコツと読みつづけています。